採用メッセージ
採用メッセージ
トヤマは装置をつくる会社ですが、同時に、人が育つ場所でありたいと考えています。
装置づくりの現場では、思いどおりに進まないことが当たり前です。
前例がなく、仕様も定まっていない中で、自分の頭で考え、手を動かし、工夫を重ねる必要があります。
そうした環境の中でこそ、人は磨かれていきます。
だから私たちは、自分たちの会社を「人間を磨くための道場」と考えています。
トヤマという会社について

世界的にも、そして遺憾ながら日本國に於いても「モノづくり」が軽視されて来ています。自動車でもスマホでも食料品でも大量生産が当たり前になり、それならAI、ロボットなどを駆使、有効活用した自動化ラインを用いることにより、低コスト安定品質で効率的に製品を作り出すことができます。
しかし、最先端のモノ、個性的なモノは例外として残ることでしょう。それらは時代が変遷しても、人間が考え、人間の手でなくては生み出せないからです。トヤマはそういった「人間の、人間による、人間のための」モノづくりを時代を超越して続けている会社です。
そして、特に重点を置いているのが、最先端科学技術の探求に必須となる「研究開発用実験検証装置」なのです。これらは前例が無く、コンセプトも定まっていない場合も多く、自分の頭で考え、五感を駆使して工夫を重ねなければ実現できません。
よって心掛けとして一番重要なことは、自分自身の感性を最大限に磨き究めること、自分自身が本物の人間になることである、と社員には伝えています。謂わば我々の会社は「道場である」と申し上げている所以です。
トヤマのこれから
人間は「自分達は進歩している」と誤解していると思います。でも、便利で快適な世の中なればなるほど私は、むしろ感性が退歩していく分、極めて大切な創造力が失われてゆくと危機感を抱いています。
特に我々の世界で言うところの「技術」は曲者です。一旦、「技術」が確立してしまうと、それは属人的な能力である「技能」を通り越して伝搬、普及していきます。そして条件の良い場所に根を下ろして花開く。けれども気付かぬうちに進歩は止まっているのです。花は開くかもしれないが実は結ばない。
それに対して人に根付く「技能」と我々が称しているところの能力は、感性を磨き続けなくては身に付かないし、「技術」のように易々と売ったり買ったりできないものである半面、精進によって、それは素晴らしい神業を生み続けます。
我々が大切にしているのは勿論、後者です。ですが、これは若者に受けが悪い。簡単じゃありませんから。

現代の世界は効率重視、拝金主義的で、DXを駆使した最新鋭の工場とかが持て囃されていますけれども、そこでは「神業」なんて時空を超えるようなモノは生まれません。だから我々は人間の能力を極めるための活動(修行)を「道場」で継続しています。別に時代に反逆しているわけでもなく、本物を守っている。
もちろんAIなど最新のテクノロジーも利用します。単なる道具の一つとして。人間の感性、創造力に比べれば玩具レベルですが。
採用活動への思い
職場というのは今後の人生の大半の時間を過ごす、極めて大切な場所です。眠っている時間を除けば、職場の同僚との方が家族と一緒に居る時間より長い。だから職場を「稼ぐ場所」なんて考えたら寂しい人生ですよね。
そして、マニュアル化されたような仕事を只管熟す(ひたすらこなす)のも辛いに違いない。確かに我々の会社でも標準化とかマニュアル化して、モノづくり全体の効率を引き上げる努力も怠りません。
しかし、本質はお互いの切磋琢磨を通じて、常に新しい世界を切り拓く活動の繰り返しなのです。我々の会社のキャッチコピーに「Pioneering New Horizons in Science」というのがあって、誰も見たことのない世界をお客様と一緒に切り拓くくらいの意味ですが。
工場見学でお客様をご案内する際に「この装置は幾つ製作するのですか?」とか質問され、「たった1台。世界初の装置」とお答えすると驚かれますが、事実です。
そんな仕事に携わる毎日はエキサイティングだと思いませんか?
求職者の皆さんへ
干支ってものは誰が考えたのか知りませんが、おおよそ12年周期というバイオリズムは地球上で暮らす人類の良い指標と思います。
私も大学の工学部を卒業してから、就職担当主任の教授に薦められるままに大手の重工業メーカーに疑問も抱かずに就職しました。入社してから気付きましたが、所謂構造不況業種でした。しかし現在は超優良企業に変身しています。
一方、その頃に花形であった職に、周囲の羨望の眼差しの中で就いた者も多かったのですが、干支が一回りもしますと状況は一変します。金融や半導体産業などが典型例でした。
私は親爺が創った会社に運命の綾で引き戻されましたが、周囲では世の浮沈の大波に翻弄された友人も多々居たのです。その中で結局、モノになったって言うのかな、大成した者は筋の通った、世の流行りに影響されずに信念を貫いて精進した者でした。だから現時点で条件の良い就職先を選択するのは余りの愚行であると思いますね。
平均的に退職まで40年から働くのでしょう?干支は3廻り以上、良くも悪くも世界は変化します。人には変えられない個性とか、天命とかいうものがありまして、でもそれは自分では中々気付かない。凡人には分からない。
良く「〇〇を学んで来た」とか、「前職は〇〇でした」とか仰る方がいます。自分の拠り所(強み)を持つことは大切ですが、それで自身の限界を作っては勿体無い。何でも新たな経験で体得し、何時までも感性を磨き続ける、そういった謙虚さ、素直な気持ちが人を育てるからです。
しかし、我々のような感性を磨くことを信条にしている「道場」で働いていると分かる時が来ます。周囲が教えてくれるのです。
現在のトヤマは製造業ですが、私は近隣の耕作放棄地で無農薬のコメ作りにもトライしているし、実に色んなことにチャレンジしています。モノづくりは日本人の十八番(おはこ)だから、それを基軸に経営を行っているけれども、本来的には何をやったって良いんです。
我々が求める人材は中途半端に完成された人ではなくて、伸びしろの大きな、心の若い人ということです。
「自分がこれから何をしたいのか、それを探すために入社させてください!」で充分かと思います。
