トヤマのエンジニアリング部門
現場を知れば、
設計は進化する
トヤマのエンジニアリング部門
エンジニアリング部門は、お客様の要求仕様に基づき装置の構造や機能を具現化する部門です。単なる図面作成にとどまることなく、装置に求められる要求を実現するために、光学、機構、解析、電機、制御、真空、ユーティリティといった多岐にわたる技術要素を融合させ、装置全体の多岐にわたる課題を統合的に解決へと導いていきます。
トヤマのエンジニアリング部門は製造現場との距離が近く、自ら設計したものが形になっていくモノづくりの一連のプロセスを、自らの目で間近で確認できる環境があります。これにより、製造現場からのフィードバックを迅速かつタイムリーに設計に反映させる事が可能となります。部門の垣根をこえて、密に連携しながら一品一様の装置づくりを実現しています。
装置設計には、多角的な知見と豊富な経験、そして装置全体を俯瞰する広い視野が不可欠です。トヤマには、技術への深い探求心と妥協なき改善姿勢を持ち、新たな技術や手法へ果敢に挑戦する風土が根付いています。また、案件ごとに部署を横断したチームを編成し、各技術者の専門性を掛け合わせやすい状況をつくることで、関係者一同が一丸となって高品質な装置づくりに邁進できる環境を整えています。
トヤマのエンジニアリング部門の特徴
設計業務の中で、装置を使用するユーザーの視点を解像度高く理解することは、一品一様のモノづくりを実現する上で極めて重要です。トヤマには、ユーザーとして装置を利用し扱った経験がある社員が多く在籍しているため、彼らからユーザーの視点を学び吸収し、助言を得ながら、自らの設計に反映していくことができます。
また、トヤマでは、設計者が装置納品先の現地での据付調整作業に自ら参画する機会を多く設けています。現地では装置の運用状況を直接確認できるだけでなく、装置に対するお客様からのご要望やお困り事など生の声を直接聞くことができます。このように現地で得た知見や経験を次の設計に活かすことをトヤマでは大切にしており、このサイクルはトヤマの設計品質を支え向上させることに大きく貢献しています。設計から製造、組立、据付までを自社で一貫して手掛ける強みを最大限に活かすことで、お客様の潜在的なニーズに応える高付加価値な装置づくりを実現しています。求められる条件が厳しく、技術的なハードルが高い案件ほど、装置を利用する方にとっての本質的な課題を捉えたトヤマの設計力と提案力が真価を発揮します。

こんな人に向いています
モノづくりが好きな人
論理的思考が得意な人
コミュニケーションに長けた人
業務内容

概念設計
装置のコンセプト立案や仕様検討といった構想段階からお客様である研究者の方々と議論を重ね、求められる性能や機能を具体化していきます。三次元CADを活用してレイアウトや機構のイメージを可視化しながら認識を共有し、実現性や操作性を検証した上で詳細設計へと展開します。

機構設計
仕様を満たすための詳細設計を行います。各機構の駆動シミュレーションや部品同士の干渉チェックを繰り返し実施し、限られた設置スペースの中で必要な機能を実現できるよう配慮しながら図面を作成していきます。設計対象は光学系、駆動系、真空容器、支持構造など多岐にわたります。

解析
ANSYSを活用し有限要素法(FEM: Finite Element Method)による高度な解析(構造解析・熱解析・振動解析)を実施します。また、独自に開発したシミュレータを活用しシステム全体の最適化を図ります。

電機設計
装置を安全かつ正確に動かすためには電源系統図・単線結線図や制御盤などの電機設計が必要です。電気設計は単に機器を動作させるだけでなく、異常発生時のインターロックや安全対策などを盛り込み、ユーザーが安心して装置を使用できる環境を構築する重要な役割も担っています。

制御設計
装置の特性に合わせて制御機器(PLC、IPC、PC)や使用言語(ラダー、ST(Structured Text)、Python、C++、LabView)の選定を行い、詳細な制御仕様やGUI(Graphical User Interface)なども含め、カスタムメイドでソフトウェアを構築・実装しています。装置の性能や操作性を左右するだけでなく、各機器を統合し、装置全体を機能させる役割を担っています。

真空ユーティリティ
超高真空~極高真空(真空度:10-6~10-9 Pa)の装置を仕上げるには、真空度に応じた適切な材料の吟味や加工方法・気密溶接、表面処理やクリーニング、真空ポンプ類の選定が大切です。また、装置運転に欠かせない水冷系、圧空系、ガス系などのインフラを各施設に合わせて整備します。
一日のモデルスケジュール
08:00 始業 / 全体朝礼
始業前に講堂へ集合し、ラジオ体操を行っています。ラジオ体操を終えたら、次に全社員向けの連絡事項や重要な申し送り事項の共有も行われます。業務開始前の心身の準備と情報共有の場として、仕事に意識を切り替える有意義な時間となっています。
08:15 グループミーティング

所属しているグループで毎週定例ミーティングを行っています。会社全体の情報が共有され状況をタイムリーに知ることができるだけでなく、他グループの情報、メンバー各自が抱えている仕事の進捗や問題点についても共有する場となっています。
09:00 設計業務

三次元CAD(iCAD SX)を使用して図面を作図し、駆動・干渉チェックしながら詳細図面を作成していきます。基本設計から流用設計まで、これまで蓄積してきた図面も有効活用します。各グループ間の垣根が低く、社員同士が積極的に意見交換を行いながら設計を進めます。自身の専門分野以外の内容や未経験の課題についても、豊富な経験と高い専門性を持つベテラン技術者や先輩後輩など同僚に気軽に相談できる、風通しの良い環境です。
10:30 現場で確認・相談

設計の仕事は現場との連携が不可欠です。実際に加工可能かどうか、組立可能かどうか、迷った時は現場に足を運び、相談することを心掛けています。モノづくりの最終工程に近い技術者達が作業しやすい設計ができるか、が重要です。
また、難易度の高い局面や、装置の核心部分とも言えるような重要な場面、工程途中でトラブルがあった際なども、すぐに自ら現場で製品を確認するようにしています。
12:00 昼休憩

仲の良い先輩と食事をとる事が多いです。栄養バランスをしっかり考えられた社食は午後への活力へと繋がります。
13:00 客先提出用の資料作成

技術資料や打合せ資料、現地での装置運用時の注意事項をまとめた資料の作成も行っています。2D図面に比べて3D図面は視認性が高く、装置の構造や仕様を理解しやすいため、お客様とのやりとりの多くは3D図面を活用します。わかりやすい資料作成を心掛けています。
14:00 社内打合に参加

お客様との会議前には、事前に社内で打合せをして、会社としての方針を決めてから臨みます。営業担当と一緒にエンジニアとしてお客様との会議に参加することもあります。
15:15 現地工事準備(出張の準備)

現地据付調整作業のため、国内・海外出張の機会があります。短期間の出張で数日、長期間の出張となると数週間となる場合もあります。お客様と直に接することができるため、設計者としても貴重な機会です。出張の合間には、現地の美味しい飲食店を巡るなどしてリフレッシュしながら作業に臨んでいます。
17:15 業務終了
翌日の予定を確認し、業務終了。今日もお疲れ様でした。



